
創業、事業再生の際にクライアント様からよく聞かれるご質問をFAQにしました。
もっと詳しくお聞きしたい事がございましたら、ご連絡ください。
事業計画とは、
行う事業によってどれくらいの利益が得られるのかを売上高、利益を数値的に表す。
利益を上げるためにどういった事を行うのか、行動計画を明確にする。
ことです。
こうした事業計画は、特に金融機関から資金を借入する際に必要とされると考えておられる方は多いと思います。もちろん金融機関からの借入の際にも必要ですが、そもそも、これから事業を行う上で、いくら利益が生み出される事業なのか?その為にはどういった事をしないといけないのか?を明確にしておくことは、金融機関から借入するしない関係なく必要です。
手元資金だけで事業を展開する計画であっても、開業1,2年目は赤字と想定されるのであれば、その赤字額はいくらで、赤字の期間の資金は手元資金で足りるのかはある程度把握しておく必要があります。
数値的な事業計画は、まず売上高を計画する事から始めます。単に売上高○○○円といった計画ではあまり意味がありません。
創業時には売上がいくら上がるかわからないと言う話はよくあります。そういった場合、売上高は計画ゼロとする方がいいと思います。売上高がいくらか見込めないとき重要なのは売上を上げるためにどういった事を行うかを計画することが重要であると考えられます。
その際、
・誰に?(ターゲットは?)
・何を?
・どうやって?
といった3点を明確にすることが重要です。
次に、売上高を上げるためにどういった経費が必要かを考えます。例えば、商品仕入、人件費、交際費、広告宣伝費、消耗品費等々です。こうして、計画した売上高と経費を差し引いた額が利益となります。この利益がマイナスになる場合、資金が必要になりますので、手元資金で賄えるのか?マイナスがいつまで続くのか?を検討していき創業後の資金繰りを考えていく事になります。
毎年4月から5月にかけて中小企業庁から出される創業補助金、都道府県の創業補助金があります。
年によって要件等は変わりますが、1つ言えることは単に何々をしたいから補助金の申請をしたいと言うだけでは補助金の申請は出来ないと言うことです。
補助金申請の対象になる事業は、革新的なものであることが必要であるということです。革新的とは、新たなアイデア(商品、サービス、販売方法等)で新たな市場の創出が見込まれる事業であることです。
創業補助金でご相談に来られる方のほとんどの方にこの視点が欠けているのが現状です。
こうした革新的な事業を、自身のこれまでの経験をどう活かし、見込まれる市場規模がどの程度で、売上高がどの程度見込まれるのか?必要経費がいかほどでといった事業計画を作り上げていく事が必要になります。






